働きたくない人のブログ

働きたくない社会人がもがくブログです。基本ただの日記

出てくるのが早すぎた天才ミュージシャン ノリアキ

2006年3月にシングル「デビュー/unstoppable」を引っさげて鮮烈なデビューを飾ったノリアキという今や伝説のカリスマとして語り継がれている男を知っているだろうか。

「出てくるのが早すぎた」「時代が追いつけなかった天才」等々言われているこの男。

今日はこのノリアキを紹介したいと思う。

めんどくさいので引用します。

1984年生まれ。山形県出身。本名・高橋典彬。

2005年、作家・水野敬也&演出家・古屋雄作が主催した「後輩オーディション」において その味わい深いルックスが2人の目に止まり、トップ合格。その後、2人による「ノリアキをミュージシャンにしたい」という気まぐれから、本人の意志とは無関係にミュージシャンへの道を歩まされる事になる。

2006年3月 1st シングル『デビュー/unstoppable』でCDデビュー。
同年7月 2ndシングル『スカイフィッシュ/セクシーボイス』を発表。

膨大なゲーム音楽の知識から作り出される楽曲や、歯に衣着せず日本の商業音楽シーンを嘆き「リアル」を標榜する音楽スタイル、そして何よりも、他の追随を許さない規格外のビジュアルパワーは、ノリアキを一躍シーンの寵児へと押し上げることに。

2007年10月には、待望のファーストアルバム『This is da Music.』と、彼の素顔に迫った主演DVD『カリスマロード ミュージシャン・ノリアキ~The Real Face~』を同時リリース。

「とにかく、俺こそがリアル。俺以外は全部フェイクってこと」

ノリアキは、J-popシーン全体を揺るがす台風の目となりつつあった。

しかしその矢先の2009年8月、突然「活動を封印する」ことを発表。全国のファンからの悲鳴にも似た叫びを背中に受けながら、音楽業界から忽然と姿を消す。

http://www.thecruiser.jp/noriaki/ - ノリアキオフィシャルウェブサイトより

 

そのルックスから想像できない卓越した楽曲のセンス、歌唱力を持ちエミネムやZEEBRAも全てフェイクと言い張ってしまう程。

出てくる時代があまりに早すぎたため世間から評価はされなかったが、

彼の実力は紛れもなく本物であり、時代が彼のリアルに追いつくことを願いたい。

 

とまあ、ここまで見るとなんだかネタ臭いような存在のノリアキ。

実際に彼の曲を初めて聴いたとき、彼の楽曲のMVを観たとき、

その歌唱力、ルックス、MVの構成からネタなんだなと思って観ていました。

しかしなぜかそこで聴くのを辞めずに何度か聴いていると、

「これは結構いい曲なのでは?」と思えて来たのです。

そして更に数回聴いていると本当にいい曲と感じるようになったのです。

ネタ臭いけどネタ抜きにいい曲を歌ってるのがノリアキなのです。

もう注目されることも復活することもないだろうけど本当に良い。

そんなノリアキの楽曲の中でもリアルに好きな二曲を紹介します。

 

youtu.be

 

記念すべき1stシングルに収録されている「デビュー」、全てはここから始まった。

最初は笑いながらこのMVを観て、この曲を聴いていたが、

今では心の底から好きで聴いているノリアキの名曲。

この曲を聴くと元気になれるし疲れた時に励ましてくれる。

仕事が嫌なときでもこの曲を聴くと頑張ろうという気になれるのだ。

 

youtu.be

ノリアキを知る人間なら誰もが名曲として挙げる曲。

HIPHOPミュージシャン、ラッパーとして名を上げていたノリアキが送り出した、

バリバリの正統派オルタナティブ・ロックソング。

メロディーが、歌詞が胸に響く、切なくないのに切ない一曲。

これを聴くとなんだか泣けてきたりします。

色物っぽさから忌避しがちかもしれませんが本当に王道ロックでかっこいい。

まじでとりあえずこの曲については一度聴いてほしいです。

 

一度ノリアキを聴いてもピンとこないかも知れませんが、

そんな人でも彼の楽曲を聴き続けてほしい。気づいたら好きになっているから。

彼が本当に伝えたかった「リアル」がなんなのかわからないが、聴いた後にこれが「リアル」なのかも知れないと感じるものがあると思う。

彼にはフェイクだらけの現代社会をぶち壊してほしい。

みんなノリアキを待っている。ノリアキの復活を待っている。

 

ちなみにAppleMusicでも聴くことができますのでぜひ聴いてみてください。