普段映画なんてあまり観ませんが『イエスタデイ』を観ました。
ネタバレないです、たぶん。
~あらすじ~
イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)に支えられてきたが全く売れず、夢を諦めようとしていた。ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に遭遇。昏睡(こんすい)状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」がいないことになっていた。
超ざっくり言うとビートルズがこの世から消えてしまったけど主人公はビートルズの曲を覚えていたのでビートルズの曲を歌ってスターになっていくっていうお話ですね。
個人的には当たり障りのない無難な映画だなーって思いました。
脚本もなんだか詰めが甘いなーって感じたり、ラストの方も「えっ!?」って感じの終わり方でしたし。
最後にオブラディ・オブラダが流れるところはハッピーエンドで「まあ良しとするか!」と思えましたが(笑)
あとはなんだか優しい世界だなーって印象ですね。
ネタバレは控えますが終始優しい世界です。
妬み嫉みがなくて争いも誰かを貶すような事もあまりないそんな世界です。
プロデューサーのおばちゃんが何だか嫌なヤツ感を出してきましたけど最後まで見るとそうでもないし。
このおばちゃんも最後に「コメディー映画か!」って言うような感じでしたしね。
ビートルズ好きにはどう映るかはわかりませんが、ビートルズのにわかファンで映画もあまり観ない私的には良作なのかなーって思いました。
私がクソ映画だなってはっきり言ったのが2004年に公開された漫画原作のあの映画だけなのでアテにならないかもしれませんが…
この映画ビートルズがこの世から消えますが、ビートルズから影響を受けているであろうOasisも消えていたりするんですよね。
主人公がOasisとググっても荒野みたいな画像しか出てきませんし。
ビートルズから影響を受けているであろうアーティストが消えているということは日本でも奥田民生や斉藤和義も消えてしまうということなんでしょうね。
それどころか割と多くのアーティストが誕生しなかったもしくは今とは全然違う曲をやっていたのかもしれない。
そう思うとビートルズが消えてしまうのは困りますね。
イエスタデイを観てたらビートルズを聴きたくなります。
「観終わったらビートルズを聴こう」という気持ちになります。
頻繁に聴いてるわけでもないですけどなんだかんだでビートルズの曲は名曲ばかり。
史上最も人気のあるロックバンドって言われるだけあるし名曲は色褪せない。
今聴いてもいい曲が多かったですよ、本当に。
普遍的で新しいも古いもない世界、それがロックンロールだ!
って言葉を広めたい。